会話は筒抜け?Alexaのプライバシー設定は今すぐ確認と変更が必須

Amazonさんのクラウドベース音声サービス『Alexa』を利用されている方は多いかと思います。

ハンズフリー操作の便利さだけではなく、スキルの追加で機能を拡張できたりと、常に進化し続けている印象のAlexaですが、利用に際してAlexaが収集し、Amazonさんが保存しているデータの内容を気にされている方は少ない印象です。

そこでAlexaの利用に際するプライバシー設定の確認や変更の手順などを説明します。

収集されたデータには「こんなのも保存されているの?」と感じる方もいらっしゃると思いますので、確認だけでもされるのをオススメします。

操作手順

設定の確認や変更は「Alexaプライバシー」で

Alexaの利用に際するプライバシー設定の確認や変更は「アカウントサービス」の「コンテンツと端末の管理」にある「Alexaプライバシー」からできます。

操作手順

[アカウントサービス] → [コンテンツと端末の管理] → [Alexaプライバシー]タブ


「アカウントサービス」の「コンテンツと端末の管理」を選択

「アカウントサービス」の「コンテンツと端末の管理」を選択



「コンテンツと端末の管理」の「Alexaプライバシー」を選択

「コンテンツと端末の管理」の「Alexaプライバシー」を選択


Alexaデータを管理

Alexaデータを管理する」では、「録音を自動的に削除する」で音声録音を自動で削除するまでの期間を、「Amazonのサービスや新たな機能の開発に貢献するために使用する」と「テキスト表示の改善にメッセージを利用する」でデータのサービス向上への利用を設定できます。

初期状態では、収集された音声は自動で削除されず、Amazonさんがデータをサービス向上に利用できる設定になっていますので、気になる方は変更してください。

なお、データ利用に関して私はすべて「オフ」にしていますが、今のところ特に違いを感じていません。

音声録音の自動削除期間、データ利用を設定

音声録音の自動削除期間、データ利用を設定

音声履歴の確認と削除

音声履歴の確認」では、音声入力による音声履歴の削除設定と、日付や端末単位での音声履歴の確認や削除ができます。

保存されている内容を実際に確認すると、Alexaの利用に躊躇してしまう方もいらっしゃるかも知れませんね。

音声入力での削除設定、音声履歴の確認や削除

音声入力での削除設定、音声履歴の確認や削除

Alexaとプライバシーの微妙な関係

Alexaとプライバシーの微妙な関係について簡単に説明しますので、「そんなの知ってるよ~」という方は読み飛ばしてくださいね(リンク先の記事を順番に読んでいただければ理解が深まるかと思います)。

事の発端は2019年4月にBloombergさんが「Alexaの音声データを従業員が聴き放題でしょ?」と報じたのを認めたAmazonさんが、「音声データは少数の従業員しか聴けなくしたよ(でも規約でデータ利用を正当化したよ)」と対応し、さらに「音声データの利用を停止する機能を追加したよ(でもこの機能を知らない人のデータは利用し続けるよ)」と対応したのが経緯です。

つまり「自分で音声データの利用を停止」しないかぎり、音声は録音され続け、Amazonさんに利用され続けてしまうのが現状です(もちろんサービスの向上などにですが)。

また「音声の録音自体を停止できない」のも不便で、自分で削除することはできますが、自動削除の場合は最短でも3ヶ月間は保存されてしまいます。

もうひとつ気になるのは「よくわからないタイミングでAlexaが音声を録音している」点で、履歴を確認するとAlexaへの音声入力ではないタイミングで録音されているようなデータがあったりするのですが、これは非常に怖いです。

Appleさんが「Siri」、Googleさんが「Google アシスタント」で収集した音声データを関係者に聞かせていたのを認めているので、Amazonさんだけを槍玉に挙げるのは申し訳ないのですが、便利さとプライバシーを天秤に掛けるとしても、Alexaを利用するハードルの低さと日常会話が不意に記録されてしまう可能性(危険性?)の周知が釣り合っていない気がします。

Alexaへの音声入力以外も録音される?

Alexaへの音声入力以外も録音される?


公式ヘルプもどうぞ

設定やトラブルでわからないことはAmazonさんの公式ヘルプ「Amazonデバイス サポート」も確認してみてください。

デバイスごと、項目ごとに詳しく説明されていて便利ですよ。

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